AWC、AWRの上場に向けた計画を説明、取引開始は2027年2月を目指す

The Story Thailandによると、Asset World Corp(AWC)は、AWR不動産信託が完全所有権のある5物件へ投資し、上場を目指す計画を説明した。初期資産価値は合計51,000百万バーツ。対象にはバンコクのThe Empire、Banyan Tree Samui、Meliá Koh Samui、Banyan Tree Krabi Resort、Pattaya Marriottが挙げられた。
計画では2026年12月末の届出書の効力発生、2027年1月20~28日の募集、2027年2月10日のタイ証券取引所(SET)での取引開始を目指す。正式な日程は届出書の効力発生後に改めて発表する予定で、上場が完了したという意味ではない。機関・個人投資家の割当比率は2027年1月に明確になる見込み。AWCが約28%、その他の投資家が約72%の受益証券を保有する構想だ。
会社が示した年間分配金利回り(DPU Yield)の予測は2027年が5.44~6.51%、2028年が5.75~6.90%で、四半期分配を計画する。いずれも会社の見通しである。商業用建物とホテル、業務・休暇需要、地域ごとの観光シーズンを組み合わせ、資金流入を分散する戦略を説明した。
追加取得は年間1~2物件を検討し、初期候補は9物件としている。外部資産も検討可能だが、運営実績、成長余地、受益証券当たりの成果への寄与を基準に判断する予定。初期の借入比率は約20%、長期的に適切とする水準はおおむね35%以下で、追加借入余地を約10,000百万バーツと見積もった。取得は資産の準備状況と時期に応じて決める。
The Empireでは事務所・業務用途を約60%、飲食や健康サービスなどのライフスタイル用途を約40%へ調整する計画だ。ホテルは高価格帯と家族需要、ブランド網を活用し、将来はプーケットとホアヒンへの地域分散も検討する。AWCは資産移転代金の一部を返済に充て、負債資本比率を約0.9倍から0.6倍へ下げる目標を示した。取引利益が2027年の配当検討に影響する可能性はあるが、詳細は今後判断するとした。
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